撮った写真の顔の立体感がなんか、あんまりないんだよねー…
写真を撮ったときの光の具合や場所によって、立体感が薄れてしまうことはあります。
そういうときはハイライトとシャドウを入れてより立体的に仕上げていこう!
顔の明るいところをより明るくして、暗いところをより暗くすると、立体感も生まれて、さらにはシュッと見せたいところをシュッと見せる効果もあり、3D感も出せます。。
今回はハイライトとシャドウを入れる方法を2つ、そして入れるときのコツも一緒に見ていきます。
ハイライトとシャドウを入れる方法
動画でも詳しく解説してるので、ぜひ見てみてください。
※練習用の画像はYouTube概要欄に貼ってあります。
- 覆い焼きと焼き込みツール
- トーンカーブ
やり方を見ていく前に、まずハイライトとシャドウを入れるコツを見ていきます。
ハイライトとシャドウを入れるコツ
写真の元から明るいところ、暗いところに入れる
写真を見たときに元から明るいところと暗いところがありますが、なぞるように明るさや暗さを入れると、より立体的に仕上げられます。
この写真で言うとハイライトは、他よりも少し明るいほっぺたのところらへん、おでこ、鼻筋、目頭、唇の上、あごら辺りです。
シャドウは、頬骨の下、目の上、鼻筋の横、唇の下、あとは顔周り辺りです。
お化粧をイメージしてハイライトとシャドウを入れる
お化粧で前に出てるように見せたい部分はハイライトそしてへこんで見えてほしいところはシェーディング(シャドウ)を入れます。
よく入れるハイライトは、鼻筋、唇の上、あごら辺りです。
よく入れるシャドウは頬骨の下、鼻筋の横辺りです。
お化粧の定理で見せたいところと少し隠したいところがある場合、お化粧するときのようにハイライトとシャドウを入れると3D感を出すことができます。
なるほど!元から明るいところとお化粧をイメージすればいいんだね!
そうそう!今のをコツを抑えて、次はやり方を見ていこう!
覆い焼きと焼き込みツールでやるやり方
覆い焼きツールがハイライト、そして焼き込みツールがシャドウを作ってくれます。
簡単なやり方(あとからやり直せない)
まずレイヤーを念のため複製して、複製したレイヤーに覆い焼きと焼き込みツールを使います。
覆い焼きツールをクリックして、より明るくしたいところを塗っていきます。
そうすると少し明るくなっていったのがわかると思います。
そして、焼き込みツールも同じで、焼き込みツールをクリックして、シャドウにしたいところを塗っていきます。
そうすると、塗ったところが暗くなります。
このように覆い焼きツールと焼き込みツールでハイライトとシャドウを作ることができます。
簡単なんだけど、このやり方だとあとから消してやり直すことはできないよ!
あとからでもやり直せるやり方
レイヤーを1枚足して、50%グレーに塗りつぶします。
そしてこのレイヤーの描画モードをオーバーレイに変えます。
そうすると、50%グレーが透過します。
そしてこのレイヤーに覆い焼きツールと焼き込みツールで先ほどと同じように塗っていきます。
もしあとでやり直したいところが出てきた場合は、50%グレーで塗って直すこともできます。
これなら何度でもやり直しが効くね!
トーンカーブでやるやり方
まずトーンカーブを使ってハイライトとシャドウの明るさのレイヤーをそれぞれ作っていきます。
では、塗りつぶし調整レイヤーからトーンカーブにいきます。
ハイライトを作りたいので、上に持ち上げて全体を明るくします。
そして、レイヤーマスクの反映を一旦なくしたいので、クリックして⌘+Iを押して反転します。
そこからハイライトにしたいところをブラシツールの白でソフト円ブラシにして、流量を下げて塗っていきます。
そうすると、このようにハイライトをつけることができました。
そしてシャドウも同じように、塗りつぶし調整レイヤーからトーンカーブにいって、今度は暗くしたいので、全体を下げていきます。
そして、レイヤーマスクを⌘+Iを押して反転させて、また同じようにシャドウにしたいところを塗っていくと、このようにシャドウを作ることができます。
そうすると、ハイライトとシャドウを入れて立体感が出るようになりました。
ハイライトとシャドウを入れる方法まとめ
ポートレート写真の被写体の顔にハイライトとシャドウを入れる方法を解説しました。
少しのっぺりしてしまった写真で、被写体を際立たせたいときに使えるテクニックです。
これからハイライトとシャドウ使ってもっと立体的な写真にしよう!
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