Photoshopでよく使う文字ですが、文字と文字の間がちょっと詰まりすぎてたり、広がりすぎていて悩むことありませんか?
スペースキーで調整したりレイヤーを分けてるよ!
1つの文章内なら文字間隔はスペースキーではなく別の機能で調整した方が楽だよ!
文字間隔の調整は、文字パネルの中の「VA」や「あ」を使います。
では、詳しく見ていきましょう!
文字と文字のスペースを調整する方法チュートリアル動画
動画でも解説してるので、ぜひ見てみてください。
Photoshopで文字間隔がばらばら【3つのスペース調整法】下準備
まず文字を書きます。
そして、文字レイヤーを選択しレイヤーの左側にあるパネルのA|をクリックします。
もしそこにない人は、書式▶︎パネル▶︎文字パネルで同じ画面を出すことができます。
この文字パネルの設定をいじって文字間隔を調整していきます。
文章全体を詰めたり、広げたりする方法【トラッキング】
文章全体・文字列全体の字間を調整するには↑この「VA」を使います。
この中にある右側のVAのマークでレイヤーの文章全体のスペースを調整できます。
トラッキング
選択した文全体の字間を均等に調節。
選択できる数値:-100~200
直接入力で-1000~10000まで変更可!
ショートカットあり。
文章全体or選択した文字列の文字間隔を広める
右側のVAをプラスに大きい数字にするほど文字と文字の間の幅が広がります。
文章全体or選択した文字列の文字間隔を狭める
逆にマイナスにいけばいくほど、文字と文字の間が狭くなります。
トラッキング注意点
右側のVAの数字は自分でタイプして-1000〜10000まで変えることはできますが、文字と文字が重なってしまうので大体-100~200内で変えることが多いです。
小さくしすぎると文字と文字が重なってしまうことも!
日本語文章全体を詰めたり、広げたりする方法【文字ツメ】
先ほどの『VA』で数字を自分でタイプしてやってもいいのですが、もう少し便利なのがその下にある『あ』というところです。
文字ツメ
1つの文字の両側の文字間を調整。
選択できる数値:0%~100%
100%で文字間隔が一番狭く0%で文字間隔が一番広くなる。
日本語を良い感じに調整してくれる。
※トラッキングより変化は小さい
ここでパーセンテージが出てくるのですが、このパーセンテージを大きくすればするほど文字と文字の間隔が狭くなります。
先ほどの『VA』と比べてみると、『あ』は文字と文字が重ならない最大限に文字と文字の間隔を狭めてくれてるのがわかります。
日本語で文字間を一番狭くしたければ、「文字ツメ」を100%にすればよいね!
1つの文字ともう1つの文字を詰めたり、広げたりする方法【カーニング】
先ほどやったのは文章全体の文字と文字の間隔を広げる方法でしたが、今回文章の中の1つの間隔を詰めたり、広げたりする方法です。
今度は1カ所だけだよ!
今度は左側のV/Aを使います。
カーニング
1つの文字間ずつ調整。
選択できる数値:-100~200
直接入力で-1000~10000まで変更可!
調整したいところにカーソルを置く必要あり!
『今日もいい天気』と書いたのですが、なんとなく『日』と『も』の間が他の文字と文字の間より間隔が広い感じしますよね?
ここの間隔だけを少し詰めたいというときに使える方法です。
まず文字間を変えたい『今』という文字と『日』の文字の間にカーソルを持ってきてクリックします。
カーソルを置いた1つの文字間を狭める
カーソルを置いたあとに左側のV/Aの数値を小さくしていくと、カーソルを置いた文字と文字のスペースは狭まっていきます。
またはキーボードのOption/Alt を押しながら←を押していけば文字を見ながら調整可能!
カーソルを置いた1つの文字間を広める
逆に、カーソルを置いたあと、左側のV/Aの数値を大きくしていくと間隔が広まっていきます。
キーボードのOption/Altを押しながら→を押すと文字と文字の間を見ながら調整可能です。
これで自分でカスタムして文字と文字の間を詰めたり、広げたりできるのはうれしいですよね!
数値入力じゃどれがいいかよくわからないけれど、ショートカットなら見ながら決められるからいいね!
カーニング(左側のVA)は、カーソルを置いていないと使えない!
Photoshopで文字間隔がばらばら【3つのスペース調整法】まとめ
文字と文字のスペースを調整する方法を3つ見てきました。
まとめると、こんな感じです。
- トラッキング(右側のVA):文章全体を均等に調整
- 文字ツメ(|あ|):選択した文字の両側の幅を調整。日本語向け。
- カーニング(左側のVA):カーソルを置いた1カ所だけ調整
それぞれの名前は覚えなくても機能がわかれば大丈夫!
見た目で調整したいときは、ショートカットがとても便利です。
ぜひ覚えて使いこなしましょう!
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