Photoshopについての本『独学Photoshop(楽しく基本が身につくガイドブック)』を翔泳社さんから2022年9月21日に出版することになりました。

『本』って細かくて難しいイメージだけど、初心者でも学べるの?

イラストや会話も多くして読み進めやすくしたから、Photoshop初心者の方こそぜひ読んでほしい1冊だよ!
この本のコンセプトは「初心者がPhotoshopを挫折せずに独学で学ぶ」で、Photoshopを1から学びたい人の方の手助けになるような本になっています。
- 写真の困ったを解決
- デザイナーになりたい
- デザイン系の副業がしたい
Amazonと楽天、全国の書店で発売されているので、ぜひ手に取っていただきたいです。
(ありがたいことにAmazonと楽天では、品切れになっている可能性もあるので、そういうときはもう少し待ってからご購入お願いします!)
『独学Photoshop』についての動画
こちらの動画でも詳しく『独学Photoshop(楽しく基本が身につくガイドブック)』の内容を説明しています。
動画で見たい方はぜひ見てみてください!

夢だった本を作ることができたのは、みなさんのおかげだよ!本当にありがとう!

ありがとうじゃあ足りないくらい、ありがとう〜!
どういう方向けの本なのか?
この本は、Photoshopを使うすべて初心者の方向けの入門書になっていて、特に下の3つに当てはまる方におすすめしたい1冊です。
- 基本から学びたい方
- 体系的に学びたい方
- 本を読むのが苦手な方
基本から学びたい方
人によって使うPhotoshopを使う目的は違うと思いますが、基本はみんな同じです。
- Lightroomではできない写真編集をしたい
- デザイン系の仕事に就くために勉強したい
- 仕事で必要だけど、何から始めればいいかわからない
- 副業でバナーやポスターなどを作りたい
- 趣味でPhotoshopを始めてみたい

始める理由はみんな違うと思うけど、Photoshopの基本はみんな同じだよ!
基本を学べば、目的に合わせて作りたいものを作れるようになります。
「数値を入れて完成!」というよりかは、基礎を身につけて、自分が想像したものを自分で作れるようになる本です。
レシピ本のように、作品を作る工程が描かれているアイデア集の本ではないので注意!
体系的に学びたい方
普段からYouTubeでも初心者向けの動画も出していますが、どの動画から見ればいいかわからないことも多いと思います。
そういう方にも、始めから順番に解説しているので、最初のページから進めていくと1つずつ基本から学ぶことができます。

動画も本と同じ順番で見れるように『購入者さま専用ページ』も用意したから、本と一緒に使ってね!

本をご購入していただいた方は、本の中に書いてあるパスワードを入れて進んでください!
本を読むのが苦手な方
Photoshopの本と言っても、教科書のような本ではありません!
ちびたじとちびえりなの会話をベースにPhotoshopを学んでいく本になっているので、スイスイ読み進めることができます。


著書『独学Photoshop』より


ちびたじはPhotoshop初心者の生徒役だよ!


ちびえりながPhotoshopを教える先生役だよ!
文章がたくさん詰まっている本を読みたい人には向いてない可能性あり!
表紙のイラストにもありますが、ちびえりなとちびたじが島を冒険しながらPhotoshopを学んでいくというテーマでワクワクしながら読み進めらます。
表紙デザイン by リブロワークスさん( https://libroworks.co.jp/ )
地図・中のイラスト by しろさん( https://tamago-travel.com/ )


1つ1つの島で学んで、最後は宝箱のあるゴールに向かって進んでいくよ!
本の目次と内容
『独学Photoshop』の目次はこのようになっています。
- Photoshopの超基本
- 3つの力を手に入れよう 〜1つ目の力『レイヤー』〜
- 3つの力を手に入れよう 〜2つ目の力『ツール』〜
- 3つの力を手に入れよう 〜3つ目の力『フィルター』〜
- フォトグラファー向け実践練習
- デザイナー向け実践練習
本の中身としては全296ページで、ざっくり大きく2つのパートに分かれています。
- 前半【基礎を学ぶパート】
- 後半【基礎を活かしてPhotoshopを使う実践パート】


この1冊で3つの力の基礎も身に付いて、練習もできるなんてお得じゃん!


基礎だけの本だと飽きちゃうと思ったから、実際手を動かせる実践も入れた1冊に仕上げてみたよ!
では、前半と後半パートをそれぞれ見ていきます。
前半【基礎を学んでいくパート】
前編では、Photoshopで一番大事な3つの力を手に入れて、基礎を身につけていきます。
- レイヤー
- ツール
- フィルター


えっ!たった3つでいいの!?


そうだよ!Photoshopでは、この3つだけ使えば大抵何でも作れちゃうんだから!
将来的には、この3つの力を組み合わせて何か作るということから、基本はこの3つだけ押さえればOK!
ちびたじとちびえりなと一緒にレイヤーの島、ツールの島、フィルターの島の3つを順番に回って学んでいきます。
- レイヤーの島:レイヤーに関すること
(レイヤーマスク、クリッピングマスク、描画モードなど) - ツールの島:ツールの紹介と使い方
(ブラシ、選択系ツールなど) - フィルターの島:フィルターの紹介と使い方
(Camera Raw、ぼかしフィルターなど)
後半【基礎を活かして自分でPhotoshopを使っていく実践パート】


3つの力を手に入れたから、もう完璧だ!


前半の基礎を学んだだけだと単独で理解してるだけだから、後半は3つの力を使って練習問題感覚で作品を作ってみよう!
前半の基本を身につけたら、次は実際手を動かしてPhotoshopで作る練習をします。
後半パートの実践編では、2つのテーマで応用力を身につけていきます。
- フォトグラファー編
【主に写真の困った、写真編集について15作品】 - デザイナー編
【文字やデザイン系の編集について15作品】
どれも写真素材は用意しているので、まずダウンロードしてから始めてみてください。



こちらも『購入者さま専用ページ』でパスワードを入れてダウンロードしてね!
それぞれ作品を作り始める前にBefore/Afterの写真が表示されているので、まず何を作るか見ることができます。


著書『独学Photoshop』より
そしてそこからどうやって作っていくかの手順が書かれているので、3つの力を使いながら1つの作品を作っていきます。


3つの力を手に入れてるから、まず自分でどうやって作るか考えてから、答え合わせのように進めてみてね!


基本は身についてるから、練習問題も解けそうな気がする!
解けなかった練習問題でも、それぞれの作品で使った3つの力のページ数が書いてあるので、基礎に戻って学び直すこともできます。
『独学Photoshop』作りの裏側
『独学Photoshop(楽しく基本が身につくガイドブック)』を作り始めたのは、実は1年以上前の2021年の4月なんです。
本を書くと言っても、実際本を『書く』だけではなく、実はやること・決めることが多く「本を書くということはこんなにも大変なのか…」と実感しました。
- もくじの構成
- 文章作成
- 本に載せる写真選び
- 本に載せる写真撮影
- 本に載せる・配る写真編集と合成
- ページのレイアウトラフ作成
- すべてのスクリーンショット撮影
- 写真に線入れなど
- イラストのラフ作成
- イラストレーターさん探し
- 著者プロフィールと本の内容の要約
- チェックと直し


どれもじっくり考えなきゃいけないものばかりだから、たまに頭が思考停止して洗濯物を眺めていることもあったよ…(笑)


初めてのことだらけで戸惑ってたけど、それと同時にYouTubeも撮らなきゃいけなくて、ここ1年くらいは毎日汗汗してたね…
ここからは少しだけこの本を作るときのこだわりポイントと一緒に裏話をご紹介させてください!
本を書く
昔から本を書くことが夢だった私たちですが、いつかPhotoshopの本を書くときには絶対に『わかりやすく・学びやすく・おもしろい』本にしたいと思っていました。
最初は、ただひたすら文章を書いていたのですが、途中で写真も入れた文章構成を作ったときに「これでは見づらい!」と思ってほとんどカットすることに!


最初のラフ
なので、写真も合わせて構成を考えた上で、文章を1から作り始めて書いていました。


次に作ったラフ
動画の場合、ゆっくり・いろんな表現で話すことができて時間制限もないですが、本の場合ページやスペースが限られているので、短く端的にかつ分かりやすく書くというのがとにかく難しかったです。
そしてすべて自分達が撮った写真を使いたかったので、全てのハードディスクを何周もしてわかりやすそうな写真やきれいな景色の写真を集めることになりました。


写真見ると思い出と向き合っちゃうから全然進まないのよね〜(笑)
そして、文章に合わせたPSDを作り、スクリーンショットも見えやすいようになるべく最大限拡大しながら撮影して、というかんじでした。


本用のPSD


なるべく大きく、画質もいいスクリーンショットを撮るのが大変だったよ…
スクリーンショットを撮ってから、写真を入れたレイアウトも作ってデザイナーさんに送るのですが、ページに余裕がありすぎる・なさすぎるという問題が発生し、思うようにいかないことが多々ありました。


デザインラフ


ページが余りすぎてしまったり、逆に収まりきらなかったりするのが本の難しいところだね…
たくさん大変なことはありましたが、いろんな方の協力があって、1冊の本として仕上げることができました!
- はじからはじまでテーマに沿ってかわいくデザインしてくれたリブロワークスさん
- 表紙の地図と中のイラストを書いてくれた奥西しろさん
- ちびえんなちゃんとちびたじちゃんと中のイラストを書いてくれたお友達のちあきちゃん


デザインやイラストが最高にかわいいの〜!この方々無しでは、この1冊は作れなかったよ!
本全体と表紙デザイン
本全体と表紙のデザインをしてくれたのが、リブロワークスさん!
私たちのほわっとしたストーリーテーマの『ワンピースっぽくて楽しい!わかりやすい!』にしっかり寄り添ってデザインを作ってくれてました。


著書『独学Photoshop』より


旗やロープなど『海の冒険』をイメージしたデザインが天才すぎる!
デザインを作り始める前の会議で『海で冒険してるような本』というストーリー性を作ってくれて、どこを見てもテーマに溶け込むようなデザインになっています。


著書『独学Photoshop』より


全てのページが宝の地図みたいでガイドブック感があるー!
私たちが一番重視していた『見やすい』というテーマも、ただただ写真や文字を大きくするのではなく、行間や文字間まで細かく調整してくれたり、見出しなどもはっきり見えるようにこだわって作ってくれました。


いつもラフが既にかわいいのに、仕上げ作業でさらに磨きをかけて
かわいく仕上げてくれるのが本当にすごい!
地図や中のイラスト
ゴール設定も見える地図のイラストや中のコンパスのイラストを描いてくれたのが、イラストレーターの奥西しろさん!
地図のイラストを描いてくれるイラストレーターさんを探していて、たまたまInstagramでしろさんが地図のイラストを書いているのを発見して猛アタック!


必死にくどき文句を入れたスライドを1週間かけて作って猛アピールしたよ!(笑)
しろさんには私たちが書いた地図のラフに、さらにかわいさや楽しさを加えて描いてくれました!
遊び心もたくさん詰まっていて、かわいくて何度も見ちゃう!


著書『独学Photoshop』より


隠れネッシーちゃんも探してみてね!
キャラクターや中のイラスト
ちびたじとちびえりなに加えて、中のイラストを描いてくれたのがお友達のちあきちゃん!
動画にも出てくるちびたじとちびえりなをどうしても入れたくて、本では生徒役と先生役として登場します。


YouTubeでは見慣れてるイラストだよね!
Photoshopに出てくる言葉は聞きなれないものも多いので、例えたイラストも描いてもらいました。


著書『独学Photoshop』より


かわいさもあって、少しクスッと笑ってしまうものも多いから覚えやすくなるはず!
本の感想
本が届いてからたくさんの方からメッセージをいただきました!
その中からいくつかご紹介させていただきます!


『動画を見てメモ取って勉強してます』というお声も以前から多く頂いていたので、メモ代わりの本になればいいなと密かに思っていたのでうれしい!


島をまわって学ぶかんじがゲームみたいだよね!読みやすいと感じていただいてよかった〜!
たくさんのコメントやDMありがとうございます!
長い年月をかけて書いた本に、実際読んだ方の感想をいただけるのはとてもうれしいので、コメントやAmazonのレビューでのご感想お待ちしています!!!
『独学Photoshop(楽しく基本が身につくガイドブック)』まとめ
Mappy Photoの初書籍『独学Photoshop(楽しく基本が身につくガイドブック)』についてでした!
約1年半かけて書いてきたのでいろんな思いがありますが、少しでもPhotoshopを楽しく学べる本になればうれしいです!
Photoshop初心者の方、これからPhotoshopを学び始めようという方にぜひ手に取っていただきたい1冊です!
近くにPhotoshopの使い方で悩んでいる方がいれば、ぜひ教えていただけたらと思います!
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