写真撮影でニキビを消してほしいって言われたんだけどどうしよう…
Photoshopなら簡単にきれいにニキビを消すことができるよ!
Photoshopで肌のニキビや吹き出物を消す方法を2種類解説します。
特にフォトグラファー必須のレタッチテクニックです。
Photoshopは月額1,180円で使える有料ソフトです。
無料体験もできるので、まだ持っていない人はこちらをチェック!
Photoshopでニキビや吹き出物を消す方法【実は超簡単です】チュートリアル動画
動画で詳しく2通りとも解説したので見てみてください!
- 時間がないときのニキビを消す方法
- 丁寧に細かくやるときのニキビを消す方法
では、早速やり方を見ていきましょう!
Photoshopでニキビや吹き出物を消す方法1【超時短編】
まず時間がないときに使えるニキビの直し方です。
このやり方だと大体5分くらいでニキビを消すことができます。
- 肌レタッチの下準備
- スポット修復ブラシツールを選択・設定
- スポット修復ブラシツールでなぞって消す
1.肌レタッチの下準備
まず肌のレタッチをするときは、元の写真のコピーを取っておきます。
こうすることによって、元の写真とレタッチしたあとの写真を見比べたい時や最初からやり直したときのバックアップとして残せるので便利です。
次に右下の『+』マークを押して、新しいレイヤーを1枚増やします。
この新しいレイヤーでニキビ直しの編集をするので、元の写真には傷がつきません。
新しいレイヤーに編集することによって、あとからの直しもラクなのがうれしい!
2.スポット修復ブラシツールを選択・設定
そしてツールバーのスポット修復ブラシツールを選択します。
スポット修復ブラシツールについて詳しくはこちらの動画にもアップしましたが、なぞるだけでPhotoshopが勝手に修正してくれるツールです。
まず、スポット修復ブラシツールの設定を『全レイヤーを対象』を確認します。
『全レイヤーを対象』にチェックマークを入れないと、透明なレイヤーだけでスポット修復ブラシツールを使うことになります。
それでは何も編集ができないので、必ず下のレイヤーも反映するように『全レイヤーを対象』にチェックマークを入れましょう。
3.スポット修復ブラシツールでなぞって消す
新しいレイヤーがクリックされてるのを確認して、スポット修復ブラシツールでニキビをなぞります。
そうすると、PhotoshopのAIによって勝手にニキビ肌からきれいな肌に変換してくれます。
Photoshopでニキビや吹き出物を消す方法2【丁寧編】
時間が長めにかかりますが、丁寧にニキビをがっつり消す方法です。
このやり方は先ほどより一手間加わるので、大体15〜20分くらいですべてのニキビを消すことができます。
- 肌レタッチの下準備
- 写真を白黒にする
- 修復ブラシツールでニキビを消す
- 白黒のレイヤーを削除する
1.肌レタッチの下準備
まず先ほどと同じように、後からの直しがラクになるように元の写真のコピーを取っておきます。
2.写真を白黒にする
次に、細かいニキビが見えやすくなるように写真を白黒にします。
塗りつぶし調整レイヤーの白黒を選択。
そして赤をぐーんと下げます。
こうすることによって、赤みのあるニキビは浮かび上がって見えやすくなるよ!
この白黒のレイヤーがある状態でニキビを消していく作業に入ります。
もし白黒のコントラストががっつりしすぎて見づらいというときは黄色(イエロー系)を上げると見やすくなります。
最終的にはこの白黒のレイヤーは削除するので、とりあえずこの白黒レイヤーはニキビを見つけ出しやすくするためだけに使うということです。
白黒写真になるわけではないので安心してください!
そして新しいレイヤーを白黒レイヤーの下に足します。
白黒レイヤーの上に新しいレイヤーを加えてニキビを直してしまうと、ニキビを直したところが白黒レイヤーに反映されて、白黒になってしまいます。
そうならないためにも新しいレイヤーは、白黒レイヤーの下に入れます。
新しいレイヤーは必ず白黒レイヤーの下に入れる!
3.修復ブラシツールでニキビを消す
ツールバーから修復ブラシツールを選択して、ここからニキビを消していきます。
写真のレイヤーに反映するように、サンプルを『現在のレイヤー以下』に。
こうすることによって、新しいレイヤーより下にあるレイヤーが反映されます。
そして新しい透明レイヤーを選択してることを確認して、修復ブラシツールを使ってニキビを消します。
Option / Altを押しながら、近くの肌をクリックしてサンプルを取り、ニキビの上から塗っていきましょう。
修復ブラシツールの使い方は詳しくはこちらの動画で解説しているので見てみてください!
ここで、ちょこちょこ白黒のレイヤーを外して、肌の色が合っているか確認しながら塗っていきます。
白黒レイヤーはニキビを見つけやすくするためだけに使っていたね!
もし白黒レイヤーがあるとどこからサンプルを取ればいいかわからなくなるというときは、ニキビを見つけ出すときにだけ白黒レイヤーをつけましょう。
ニキビを実際直すときは白黒レイヤーを外すとやりやすくなります。
白黒レイヤーを👁のマークで外したときは、透明レイヤーを選択したままにすることを忘れずに!修正は!必ず新しい透明レイヤーでやります!
修復ブラシツールのいいところは、スポット修復ブラシツールと違ってAIではなく、自分でサンプルをコピーしてきてそのコピーでニキビを塗るという、イメージとしてはカスタムできること!
AIでもほぼ問題はないのですが、たまにちょっと肌の感じが変わってしまいます。
自分で好きな部分を選んでコピーできるところがいいポイントです!
4.白黒レイヤーを削除する
すべてのニキビを消し終わったらもう白黒レイヤーは消してOK。
完成です!
Photoshopでニキビや吹き出物を消す方法【実は超簡単です】まとめ
最後に2つのやり方でできあがった写真を比べてみました。
スポット修復ブラシツールを使った超時短な方法でレタッチした写真はあごがちょっとおかしな感じになっています。
一方、丁寧な方法は細かいニキビまでよく消えていますね。
見てきた通りニキビや吹き出物の消し方は実は超簡単!
気になるニキビがある場合など消してあげると写っている人も喜んでくれるので、ぜひやってみてください。
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