写真に写る被写体に『二重顎を直してほしい』って言われたんだけどどうしよう…
写真を撮ったけど、あとから二重あごに気づくこともあります。
そういうときにPhotoshopで自然に直すことができます。
Lightroomでは直せない二重あごのレタッチは、Photoshopで直してみてください。
Photoshopは月額1,180円で使える有料ソフトです。
無料体験もできるので、まだ持っていない人はこちらをチェック!
Photoshopで自然に二重あごを直す方法4ステップ
動画でも詳しく解説してるので、ぜひ見てみてください。
※練習用の画像はYouTube概要欄に貼ってあります
- 複製してあごより上の範囲を切り抜く
- ゆがみを使って二重あごを押し入れる
- 切り抜いたあごにぼかしを加える
- 修復ブラシツールで二重あごの線を消す
複製してあごより上の範囲を切り抜く
写真レイヤーを2枚使っていくので、もう一枚複製するために⌘+Jを押して複製します。
- 下のレイヤー:このあと二十顎を直す(ゆがみフィルター使用)
- 上のレイヤー:二十顎以外のところをそのまま残すものとして使う
上のレイヤーの二十顎以外の顔のところをそのまま残すために、二十顎から上・顔の輪郭から上の範囲のところをペンツールで切り抜きます。
ペンツールの使い方についてはこちら
ペンツールをクリックして、顔の輪郭の耳の下から始めるためにクリックします。
二十顎を含まないあごのところを選択したいので、輪郭に沿って次の点を打ってクリックしてドラッグして曲線を書きます。
輪郭のところをペンツールで囲むことができたら、そのまま写真の上の範囲も一緒に囲むために、ハジをクリックしていって、最初の点に戻ってきてクリックして囲みます。
そうすると、あごより上の範囲を囲むことができました。
パスから選択範囲に変えるために、右クリックして選択範囲を作成をクリックします。
そしてレイヤーマスクをクリックすれば、輪郭から上の範囲を切り抜くことができます。
ゆがみを使って二重あごを押し入れる
下のレイヤーにフィルターのゆがみを使って二重あごを押し入れていくのですが、あとからでも直せるようにこの下のレイヤーをスマートオブジェクトに変えていきます。
そしてフィルターのゆがみをクリックします。
まず、二重顎を押し込む範囲を上のレイヤーを確認しながらやるので、追加レイヤーのプレビュー表示にチェックマークを入れて、上のレイヤーを選んで、前面にして、下のスライダーを少し下げます。
そうすると上のレイヤーがうっすら見えるので、どこまで二重顎を押し込んでいれるかの目安がわかるようになります。
そしたら前方ワープツールをクリックして、右側の設定で少しずつ押し入れることができるように筆圧や密度を下げていきます。
そして大きさを大きめにして、少しずついろんな角度から二十顎を押し込むようにしていきます。
やりすぎてしまうと、そこだけあとから不自然に見えてしまうので少しずつやる!
そしてOKをクリックします。
そうすると、このように二重顎を押し入れることができて、上のレイヤーがあごより上のところをそのまま覆いかぶさっているので、自然に見せることができます。
切り抜いたあごにぼかしを加える
輪郭のところをズームすると、不自然にくっきりしているので、最初に作った切り抜きのレイヤーマスクにぼかしを加えて、あごのところが馴染むようにします。
切り抜きをしたときのレイヤーマスクをクリックして、ぼかしツールを使ってあごのところを塗ります。
そうすると、レイヤーマスク上で塗ったところがボケて、元の写真と馴染ますことができます。
切り抜いたスパッとなっていたところもどんどんボケて馴染んでる!
修復ブラシツールで二重あごの線を消す
首の線が気になる場合は、修復ブラシツールで直していきます。
では、結果を反映させるためのレイヤーを1枚加えていきます。
そして修復ブラシツールをクリックして、サンプルを現在のレイヤー以下または全レイヤーを選びます。
首の線の近くの線がないところのコピーを取るためにoptionを押しながらクリックします。
そして、首の線があるところをクリックしてドラッグしてペーストします。
そうすると、二十顎と首のしわを消すことができます。
Photoshopで二重あごを直す方法まとめ
Photoshopで二重顎を直すレタッチ方法を見てきました。
二重顎を直すときは、ゆがみフィルターで直して、その上に二十顎以外の切り抜きを置くと自然に仕上がります。
これで二重顎レタッチも完璧だー!
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