Photoshopで背景を透明に書き出す方法を解説します。
人物や物の切り取りをして、そのままJPEGで保存してしまうと背景は透明になりません!
そこで今回は切り取りをしたあと、背景を透明に書き出す方法をPhotoshopでやっていきます。
背景透明な画像なら、WordやExcel、PowerPointなどに画像を添付してもその切り抜き画像だけポンッと置かれた感じになるね。
写真の場合で解説していきますが、文字だけでもイラストの場合でも同様のやり方で背景を透明に書き出せます!
Photoshopで背景透明な画像を作成する方法
動画で見たい人はこちらで見ることができます。
- 被写体を切り取る
- PNGで書き出し
切り取りさえできてしまえば、背景が透明の画像を作るのは簡単!
文字やイラストでフォトショップに直接描いたのなら、切り取りもしないでいきなり書き出しでできちゃいます。
1.被写体を切り取る
被写体を切り取って、背景は透明になっています。
切り取った写真レイヤーの下に白いべた塗りレイヤーなどあったら削除!
Photoshopでは、白と灰色の四角が並ぶ市松模様が透明を表します。
人物切り取りについてはこちら▼
2.PNGで書き出し
ここで背景を透明のまま書き出すには、ファイル▶︎書き出し▶︎書き出し形式にいきます。
そして『形式』のところをPNGにして、『透明部分』にもチェックマークを入れます。
このPNGが今回の大きな鍵なんです!
そうすると、ここで見てわかる通り、背景が消えて書き出されました。
背景以外にも半透明の画像を作りたいときなども、少しでも透明に書き出したいときはPNGで書き出す!
JPEGとPNGの違い
普通に画像を編集して書き出すときはファイル形式はJPEGをよく使います。
人物切り取りをして、JPEG形式で書き出した場合、右上のように、背景が勝手に白くなって書き出されてしまうんです。
反対にPNGで書き出したものは、背景が透明に書き出されました。
白と灰色の四角が並ぶ市松模様は透明ってこと!
実際、他の写真やファイルに入れると切り取り写真の後ろには市松模様は出てこないよ!
JPEGで書き出すと背景を透明にした意味がなくなってしまいます。
背景が透明な写真の使い道
人物を切り取って背景を透明にしておけば、他の背景となる写真と組み合わせてもこんな感じで写真と馴染むことができます。
もしJPEGの画像なら人の周りが白い四角で囲まれちゃうよ!
また、WordやExcelなどにもそのままポンっと配置できます。
PNGであれば、そのままネコだけを置けました。
JPEGだと猫の周りが白い四角になちゃった。
背景を透明で書き出すときに超便利な技
ちょこっとアドバイスとして言うと、書き出すときに無駄なスペースを元から無くしてしまうとあとかの編集が簡単になります。
先ほどの切り取りの写真を見ると、切り取った以外の部分のスペースが結構ありますよね。
透明な部分を最低限にするためには、イメージ▶︎トリミングにいきます。
『透明ピクセル』のところにマークして、OKをクリックします。
そうすると、Photoshopが勝手に透明でいらない部分を切り取ってくれます。
そしてここから最初と同じ様にPNGで保存します。
これでまた同じ様に背景となる写真の上に載せると、さっきとは違って無駄なスペースがなくて作業しやすくなります!
Photoshopで背景透明な画像を作成する方法!写真・文字・イラスト共通 まとめ
背景を透明なまま書き出すことは意外とあります。
そんなときにJPEGで書き出すと、勝手に背景が白になってしまうので要注意!!
背景透明にしたいなら、書き出しはPNG!
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