動物の切り抜きって、毛がフサフサしてるところがうまく切り抜けないよ…
Photoshopを使えばふさふさの毛も切り抜きできるよ!
人間の髪の毛はPhotoshopが自動で認識しやすいですが、動物のふさふさな毛は認識されにくいです。
なので人物切り抜きと同じやり方で、動物の切り抜きをすると不自然になってしまいます。
そこで、Photoshopで動物のふさふさの毛をそのまま切り抜けるように細かいブラシを使いながらやっていきます。
Photoshopは月額1,180円で使える有料ソフトです。
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Photoshopでの動物の切り抜き方法
動画でも詳しく解説してるので、ぜひ見てみてください。
※練習用の画像はYouTube概要欄に貼ってあります
- 選択とマスクで選択する
- 細かく切り抜く
- さらに細かく毛を切り抜く
では、詳しいやり方をみていきましょう!
選択とマスクで選択する
まず犬をざっくり切り抜きたいので、クイック選択ツール、オブジェクト選択ツール、自動選択ツールの中にあるので、どれでもいいのでどれか1つをクリックします。
そして上にある選択とマスクをクリックします。
被写体を選択をクリックして、簡単に被写体を選択します。
もし、被写体を選択でうまくいかない場合は、左側のクイック選択ツールをクリックして、選択したい犬を塗っていきます。
もしはみでてしまった場合は、上にあるマイナスをクリックしてから塗っていくか、またはブラシがプラスの状態でoptionを押すとマイナスになるので、optionを押しながらはみ出てしまったところを塗っていきます。
細かく切り抜く
ざっくり全体を選択できたところで、細かいところを切り抜いていきます。
左側にある境界線調整ブラシツールを使って、犬のまわりのふさふさの毛を塗って拾っていきます。
境界線調整ブラシツールは、髪の毛や毛などを認識して拾ってくれる!
そうすると、完璧ではないのですが毛を選択できます。
毛と背景のギリギリをなぞって塗っていくとうまく選択できる!
選択したところをレイヤーマスクを使ってこのあと直していくので、出力先をレイヤーマスクにしてOKをクリックします。
そうするとレイヤーマスクを使って、ざっくりとした切り抜きができました。
お〜!ふさふさの毛が切り抜けた!
近くで見ると不自然なところがあるから、次に細かい毛を直していくよ!
さらに細かく毛を切り抜く
ここからは犬の毛に合わせたブラシを使って、レイヤーマスクで犬の毛を拾っていきます。
ブラシツールをクリックして、ブラシの種類をレガシーブラシ▶︎初期設定のブラシ▶︎砂漠の草というブラシを使います。
このブラシは動物の毛みたいだから使いやすいよ!
そしてブラシの設定を変えていくためにブラシのマークをクリックします。
まず元のブラシだと色が混ざり合っていて、これを単色にしたいので、『カラー』ののチェックマークを外します。
そして『その他』も不透明を変えるかどうかなのですが、これも外します。
次にシェイプにいって、犬の毛並みがそこまであちこちいってないので、毛並みが揃うように角度のジッターを7%ぐらいにします。
次に散布の数を少し上げて、1クリックしたときに毛がたくさん出るようにします。
写真の動物によって変える必要があると思いますが、今回の犬の場合はわりとふわふわしているので、5ぐらいにします。
そして犬の毛の向きに合わせるために、上のブラシマークをクリックしてブラシの先端のシェイプをこのようにクリックしてドラッグして動かします。
レイヤーマスクをクリックして、ブラシを白にして毛を塗って拾っていきます。
もし途中ではみ出てしまった場合は、ブラシを黒にして塗ると直すことができます。
これを犬の周り全て同じようにブラシの角度を変えながら塗っていきます。
Photoshopでの動物の切り抜き方法まとめ
Photoshopでふさふさの毛の動物の切り抜きをする方法をご紹介しました!
人間の毛と違って、動物のふさふさした毛を切り抜くことができないということも多いと思います。
そういうときにブラシツールで細かく毛を拾ってみると、ふわふわとした毛をそのまま切り抜くことができます。
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