Photoshopの生成塗りつぶしってどうやって使うの?
Photoshopの「生成塗りつぶし」はAIを使った機能を使うことができます。
生成塗りつぶしでできることは主に3つです。
- 写真になかったものを加える
- 写真の中の一部を消す
- 写真に写るものを別のものと置き換える
Photoshopは月額1,180円で使える有料ソフトです。
無料体験もできるので、まだ持っていない人はこちらをチェック!
Photoshopの生成塗りつぶしの使い方
Photoshopの生成塗りつぶしは、Photoshopを含むプラン(フォトプラン、Photoshop単体プラン、コンプリートプラン、Photoshopの無料体験)で使うことができます。
生成塗りつぶしは2023年9月に登場して、Photoshop 25.0以降であれば使えるので、まだアップデートをしていない方は、アップデートの方法を見てやってみてください。
Photoshopの生成塗りつぶしは、商用利用OK!
Photoshopの生成塗りつぶしでなかったものを加える
写真にないものを文字で伝えると、AIが文字通りのものを加えてくれます。
影までしっかり付けてくれて自然!!!
生成したいところを選択範囲で囲む
まず加えたいところを選択系のツールを使って、選択範囲として囲みます。
ツールバーにあるなげなわツールをクリックして、写真上の生成塗りつぶしで加えたいところをクリックしてドラッグして、囲みます。
囲む形によって生成されるものの形も変わってくるよ!
作りたいものに合わせた形で囲もう!
「生成塗りつぶし」をクリック
選択範囲ができたら、コンテキストタスクバーにある「生成塗りつぶし」をクリックします。
コンテキストタスクバーがない場合は、ウィンドウ→コンテキストタスクバーをクリックする
プロンプトを書く(文字を書く)
文字を入力する欄の「プロンプト」に生成塗りつぶしで加えたいものを具体的に言葉にして伝えます。
例)バニラアイスクリーム
日本語、英語入力どちらでもOK!
ちょっとした言葉のニュアンスの違いで結果が変わることあり!
加えたいものが書けたら、「生成」をクリックします。
3つの結果から1つ選ぶ
AIが考えた結果を3つ出してくれるので、1つ1つクリックして見ながら好きなものを選びます。
そうするとレイヤーが1枚加わって、生成塗りつぶしを使って、なかったものを加えることができます。
加わったものに納得がいかなかったら、また「生成」をクリックすれば他の結果を3つ作ってくれるよ!
Photoshopの生成塗りつぶしで消す
生成塗りつぶしを使って、写真のいらない部分を消すこともできます。
AIは頭の形まで分かってくれるの~!?すごすぎ!
消したいものを選択範囲で囲んで「生成塗りつぶし」をクリック
まず、ツールバーにあるなげなわツールで生成塗りつぶしで消したいところを囲んで、「生成塗りつぶし」をクリックします。
プロンプトには何も書かない
生成塗りつぶしで消したいときは、プロンプトは空欄にして「生成」をクリックします。
そうすると、AIが判断して選択範囲の中を消してくれます。
Photoshopの生成塗りつぶしで別のものと置き換える
生成塗りつぶしで写真の中の一部を別のものに置き換えてくれます。
加えたものが元の写真にしっかり馴染んでる~!
消したいものを選択範囲で囲んで「生成塗りつぶし」をクリック
まず、ツールバーにあるなげなわツールで生成塗りつぶしで置き換えたいところを囲みます。
プロンプトに置き換えたいものを書く
この写真の場合、ラズベリーをいちごに置き換えるためにプロンプトに「いちご」と入れて「生成」をクリックします。
そうすると、ラズベリーがいちごに変わった写真に仕上がります。
Photoshopの生成塗りつぶしのいいところ
Photoshopの生成塗りつぶしのいいところは主に4つあります。
- 日本語・英語対応可
- 自然に馴染むようにしてくれる
- 生成後に自由に編集できる
- 商用利用OK
日本語・英語対応可
生成塗りつぶしをするときのプロンプトは、日本語、英語などの100を超える言語で使うことができます。
そして言語によっても結果が少し違ってくることもあります。
日本語でうまくいかないときは英語を使ってみるといいかもね!
自然に馴染むようにしてくれる
生成塗りつぶしは、元の写真を土台として作ってくれるので、元の写真に合わせて影や色味など調整した結果を出してくれます。
合成でよくやる、自分で色調整する必要もないよ!
生成後に自由に編集できる
生成塗りつぶしをしたあとの結果に対して、そのあとに自分でまた調整することができます。
生成塗りつぶしの結果は割といいけど、部分的に直した!ってときに便利だね!
商用利用OK
2023年5月頃にリリースされた「ジェネレーティブ塗りつぶし」は商用利用できませんでした。
ですが、2023年9月のリリースで「ジェネレーティブ塗りつぶし」から「生成塗りつぶし」と名前が変わり、商用利用可能になりました。
生成塗りつぶしは、Adobe Firefly(AI)を使って成り立っています。
Adobe Fireflyは、Adobeが提供する写真・イラスト素材サービスのAdobe StockでAIとしてのトレーニングがされているので、著作権の問題もなく、安心して使うことができます。
Photoshopの生成塗りつぶしの使い方まとめ
PhotoshopのAIを使った生成塗りつぶしの使い方について見てきました。
生成塗りつぶしでは主に3つのことができます。
- 写真になかったものを加える
- 写真の中の一部を消す
- 写真に写るものを別のものと置き換える
写真撮影した段階で忘れていたものなどあとから生成塗りつぶしを使えば、想像通りの写真に仕上げられるので、ぜひ使ってみてください!
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