実際、湯気出ていたのに写真に写らなかった…。湯気を足してもっとおいしそうな写真に見せたいなー
熱い食べ物や飲み物の写真を撮ったけど、湯気が出てないからあまり熱そうに見えなかったりすることもあると思います。
そういうときに使えるのがPhotoshopであとから湯気を足す簡単なテクニックです。
Photoshopであとから湯気を加えられるよ!
なんと!ぜひやり方教えてください!
写真の中の飲み物や食べ物をおいしそうに見せたいときに、ぜひやってみてください。
Photoshopは月額1,078円で使える有料ソフトです。
無料体験もできるのでまだ持っていない人はこちらをチェック!
Photoshopで湯気を足す方法
動画でも詳しく解説してるので、ぜひ見てみてください。
※練習用の画像はYouTube概要欄に貼ってあります
- 湯気の写真の描画モードを変えてレイヤーマスクする
- 湯気の写真の色を抜く
- 湯気の動きを変える
- 湯気をぼかす
- 複製してレイヤーマスクする
では、詳しいやり方をみていきましょう!
湯気の写真の描画モードを変えてレイヤーマスクする
今回は、ココアの写真に湯気を足していきます。
まず湯気の写真がスマートオブジェクトになっていない場合は、右クリックしてスマートオブジェクトに変換します。
写真がスマートオブジェクトになっているとあとからかけるフィルターのやり直しができるようになるよ!
⌘+Tを押して、湯気をコーヒーの上に持っていきます。
このままだとココアの写真と馴染んでいないので、湯気の写真の描画モードをスクリーンに変えます。
スクリーンの特徴の黒は透過、白はそのまま残るというのを生かして、この写真の場合湯気以外のところは透過、そして白い湯気はそのまま残るということになります。
そしてここから、写真のハジのところをとりあえずレイヤーマスクを使って消していきます。
では、レイヤーマスクをクリックして、黒のブラシでソフト円ブラシにして流量を下げてまわりを塗っていきます。
あとからゆがみフィルターを使って湯気自体を動かすから、さっとまわりを消すくらいでOKだよ!
湯気の写真の色を抜く
この写真の場合、湯気に少し色がついているので、色を抜いていきます。
では、塗りつぶし調整レイヤー▶︎色相彩度をクリックします。
そして彩度を左にスライドしていくと、色が抜けて白っぽく、本物の湯気っぽい色合いになります。
湯気の写真だけ彩度をなくしたいので、色相彩度のレイヤーを湯気の写真にクリッピングマスクします。
湯気の写真だけ彩度がなくなって自然になったね!
湯気の動きを変える
ここから湯気の向きや動きを変えるためにゆがみフィルターを使っていきます。
では、湯気のレイヤーをクリックして、フィルター▶︎ゆがみをクリックします。
設定を背景に、モードを前面にか背面ににして、不透明度を45ぐらいに下げて見えやすくしておきます。
そして左上の前方ワープツールを使って、湯気を押して動きを自由に変えます。
湯気は上に向かってるから、上に向かって動かしたり、コップより少し横に広がりすぎた湯気も少し真ん中よりに動かすと結構自然に仕上がるよ!
湯気をぼかす
では、先ほどゆがませた湯気を写真ともっと馴染むようにぼかしていきます。
フィルター▶︎ぼかし▶︎ぼかしガウスをクリックして、写真に馴染むようにぼかしていきます。
ぼかし加減は自然に見えるまで上げていきます。
そうすると先ほどは少しトゲトゲしていた湯気がぼかしによってホワットした印象に変わります。
複製してレイヤーマスクする
では、先ほど作ったレイヤーを一旦まとめて、複製して、湯気が足りないところを補っていきます。
では、レイヤーをクリックしてShiftを押しながらもう一枚のレイヤーをクリックして2枚のレイヤーを選択します。
そしてグループにするために⌘/Ctrl+Gを押します。
そしてこのグループを複製したいので、⌘/Ctrl+Jを押して複製します。
そうすると同じ湯気がもう一つできます。
そして少し湯気が足りなさそうなところに複製した湯気を置いて、レイヤーマスクを使いながら補っていきます。
では、⌘+Tを押して湯気が足りなさそうなところに置いてenterを押します。
そして、グループにレイヤーマスクをかけて、いらない湯気のところを黒のブラシで塗って消します。
そうすると、このように簡単に湯気を作ることができました。
Photoshopで料理写真に湯気を合成する方法まとめ
Photoshopで湯気を加える方法を解説しました。
湯気が加わると食べ物を美味しそうに見せることができます。
「食べ物写真を撮ったけれど何かちょっと物足りない!」というときに試してみてください。
コメント