求人にある『必須スキル:Photoshopの基本』ってどこまでのことを言うの?
Photoshopを使う仕事というと、デザイナー、フォトグラファー、編集者などあります。
そして求人に『必須スキル:Photoshopの基本操作』と書かれてることもよくあります。
Photoshopの基本操作がどこまでかわからなくなる理由としては、
- Photoshopでできることが多い
- Photoshopの基本の定義がない
- そもそもPhotoshopでできることがわからない
Photoshopでできることの記事で見てる通り、Photoshopでできることはとても多いです。
そして基本は誰にも定められていないので、Photoshopの『基本』はどこからどこまでかわかりません。
そこで今回はここまでわかれば自分で作品を作れるようになるという基本の3つを見ていきます。
- レイヤーが分かる
- よく使われるツールが使える
- 主なフィルターが使える
この基本の3つがわかれば、『Photoshopの基本』は完璧と言える状態になります。
今できなくても、この3つがわかればPhotoshopを操作できるようになるよ!
Photoshopの基本操作についての動画
動画でも3つの基本操作について解説しているので、ぜひ見てみてください。
Photoshopの基本操作を扱う仕事
Photoshopを扱う仕事はこのようなものがあります。
- デザイナー(Webデザイナー、建築デザイナー、広告デザイナー)
- フォトグラファー(レタッチャー)
- 編集者
どの仕事もPhotoshopの3つの基本を使います。
なので、Photoshopの3つの基本操作がわかれば、Photoshopを使う仕事に絶対活かせるし、面接のときも自信を持って「Photoshopの基本操作わかります!」と答えられるはずです。
ここでは、この3つの基本操作をどのように仕事に使えるのか見ていきます。
3つの基本操作の中でも、仕事によってどの分野が特に大事か違うので、特にその分野を勉強すればOKです!
就きたい仕事でどこまでPhotoshopが必要なのか想像すれば頑張れそう!
Webデザイナーの場合
Webデザイナーの仕事をまとめるとこのようになります。
- クライアントとデザインについての打ち合わせ
- 媒体に合わせてサイズ作成
- レイアウトデザイン作成
- 広告用の写真選びと写真編集
- 広告用の文字を選抜して入れる・装飾する
- 書き出しをして媒体に掲載
特に3~5まではPhotoshopを使います。
1つの広告を作るときに使うPhotoshopの主な操作がこちらです。
レイヤー
- 写真レイヤーで切り抜き
- 塗りつぶしレイヤーで背景作成
ツール
- クイック選択ツールで被写体を選択
- 横書き文字ツールで文字入れ
フィルター
- Camera Rawで基本的な写真の編集
Webデザイナーの場合『伝えること』が主な仕事であり、何より大事になります。
そこで写真や文字を使って、読む人にとってわかりやすいデザインを考えます。
文字やデザインをPhotoshopの3つの基礎の中で言うと、レイヤーやツールになるので、特にその2つに重点を置いて勉強するといいです!
動画でWebデザイナーがPhotoshopで必要な機能を見たい方はこちら↓
フォトグラファーの場合
フォトグラファー(カメラマン)がPhotoshopを使った仕事内容をまとめたものがこちらです。
- クライアントと写真のイメージの打ち合わせ
- 写真撮影
- 写真整理と選抜
- 写真に写るいらないものなど消す
- 肌レタッチなどの細かいレタッチ
- 写真全体の現像・編集
- 細かい色味や明るさの調整
- クライアントに戻す
特に4~7まではPhotoshopを使います。
フォトグラファーの場合、写真撮影をしてから、写真のいらないところを消したり、よりドラマチックになるような現像・編集・合成することがあります。
レイヤー
- 写真レイヤー
ツール
- 選択系のツールでレタッチしたいところの選択
- 削除ツールで写真の消したいものを削除
フィルター
- Camera Rawで写真の基本補正
- ハイパスやシャープで写真をくっきり見せる
フォトグラファーの場合写真撮影中ももちろんですが、その後の編集でも『写真をいかに美しく見せるか』がポイントです。
そして写真のレタッチをするときによく使うのがツールやフィルターで、特にその2つを勉強します。
動画でフォトグラファーがPhotoshopで必要な機能を見たい方はこちら↓
このように就く仕事によっては、重きを置く部分は違います。
ですが、レイヤー、ツール、フィルターの3つはどの仕事に就いたとしても使います。
なので、ぜひこの3つの基本を覚えてPhotoshopの基本操作はばっちりにしておきましょう!
この3つの基本操作を解説してる本の『独学Photoshop』も見てみてね!
Photoshopの基本操作はどこまで?【3つの基本】
どんな仕事でも覚えておきたいPhotoshopの基本操作は3つです。
- レイヤーが分かる
- よく使われるツールが使える
- 主なフィルターが使える
この3つがわかれば、Photoshopで何でも作れるし、どんな仕事にも使えるよ!
レイヤーが分かる
ここではさらっとレイヤーについて見ていくよ!
レイヤーとは、レイヤーパネルに重なって置いてあるものです。
レイヤーは、上にあるものほど優先的に見えます。
『文字レイヤー』がレイヤーパネルの一番上にあるため、切り抜き写真とべた塗りの上(最前面)に見える。
なので、切り抜き写真の後ろに置きたい場合は写真のレイヤーの下に置きます。
レイヤーパネルで『文字レイヤー』を『切り抜き写真のレイヤー』の下にを入れることによって、文字が切り抜き写真に隠れる(背面になる)
レイヤーは、写真以外にも文字、シェイプ、塗りつぶし調整レイヤーなど種類があります。
もっと詳しく知りたい人はレイヤーの動画を見てね!
よく使われるツールが使える
ツールは、左側のツールバーにあって、レイヤーに対して何か加えることができるものです。
例えば『ブラシツール』の場合、透明レイヤーに絵を描いたりすることができます。
あとは、写真の何かを消したい場合は『スポット修復ブラシツール』でなぞって消すこともできます。
ツールは全部覚える必要ないから、使いそうなものだけ覚えればOK!
主なフィルターが使える
フィルターはメニューバーのところにあり、レイヤーに対して飾りをつけてくれるようなものです。
例えば、写真の基本補正をしたい場合は『Camera Raw』で写真を明るくしたり、色味を調整したりすることができます。
あとは『ぼかしフィルター』を使って、写真にぼかしを加えることもできます。
Photoshopの基本操作の学び方、勉強方法
Photoshopの基本操作の学び方や勉強方法はいくつかあります。
- 本
- 動画
- スクール
- Webサイト
自分に合うやり方を選ぶ必要があるよ!
- 一人で独学で学ぶ場合:本・動画・Webサイト
- 一人で学ぶのは難しい場合:スクール
詳しくはこちらの記事『Photoshopの勉強法』で説明しています。
Photoshopの基本操作についてまとめ
Photoshopの基本操作について見てきましたが、まとめると
- レイヤーが分かる
- よく使われるツールが使える
- 主なフィルターが使える
Photoshopを使った画像作成はこの3つの基本操作を組み合わせて行います。
逆に言えば、この3つをしっかり使えるようになれば何でも作れるようになります。
なので、まずはこの3つの基本操作を覚えましょう!
よし!3つだけならできそう〜!
本でこの3つをみっちり解説してるので、ぜひ見てみてね!
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