Photoshopの切り抜きツールでトリミングする方法と便利な小技！

Photoshopで写真をトリミングする方法についてまとめてみました。

Photoshopで写真のいらないところを切り取る『トリミング』

写真を編集するなら絶対に欠かせないトリミングについて、大きく2つのことをやっていきます。

※なお、画像全体の大きさはそのままで、その上に載せた1枚1枚の写真だけをトリミングするには「フレームツール」が便利です。

Photoshopの切り抜きツールでトリミングする方法

YouTubeでも解説したので動画で見たい方は動画で見てください！

大まかなトリミング方法

ツールバーにある『切り抜きツール』でトリミングすることができます。

少し角度を変えたい場合は、矢印が出てきたらトリミングしたい角度を変えられます。

これが大まかなトリミング方法だよ！

切り抜きルールの細かい設定

次にトリミングの細かいところの設定をやっていきます。

トリミングのサイズ

左上は、トリミングするサイズを決めることができます。

1:1の正方形だったり、あと自分で縦横の大きさと解像度を決めることができるものもあります。

角度修正

角度修正は真っ直ぐにトリミングしたいときに使えるツールです。

例えばこの海の写真ですが、海が傾いているように見えます。

この海を真っ直ぐしたいときに定規のような役目をしてくれるのがこの角度修正です。

角度修正を選んで、海の水平線の一箇所をクリックして、もう一箇所海の水平線をクリックします。

そうするとPhotoshopが真っ直ぐにしたいところをわかってくれて、海の水平線を元に真っ直ぐにしてくれました。

分割グリッド

次にトリミングするときに便利な分割の線です。

トリミングに便利なグリッドが出てくるので、グリッドに沿って角度を変えたり大きさを変えてトリミングできます。

さらに詳細設定

この歯車のアイコンはそんなに使うことはないのですが、パッと解説していきます。

クラシックモードにすると、トリミングのこの四角を動かせます。

通常のトリミングは写真を動かすので、これは好みでクラシックモードにしてみいいかもしれません。

『切り抜き範囲を表示』にした場合写真の切り抜いたところが見えなくなります

自動中央揃えにチェックがついていると、切り抜いた範囲を中央に持ってきてくれます

切り抜いたピクセルを削除

そして意外と大事な『切り抜いたピクセルを削除』はトリミングしたあとにまわりの写真の部分を消すかどうかということ。

チェックマークがついてるとトリミングしてEnterキーを押した瞬間に周りの部分は消えて無くなってしまいます。

復元させたいとき大変なので、ここは常にチェックマークを外しておいた状態にしておきましょう！

コンテンツに応じる

『コンテンツに応じる』では、トリミングしたときに足りなくなってしまった部分を勝手に補ってくれます。

例えばこの写真の角度を変えて、端のほうに少し写真がなくなってしまっとところがあるとします

この場合『コンテンツに応じる』にチェックマークを入れてからトリミングすると、Photoshopが足らなかった部分を補ってくれました

知ってると便利なトリミングの小技

意外と知らないトリミングするときに使える小技を2つご紹介します。

細かいトリミングを自由自在にやる方法

細かいトリミングするときに磁石のようにピタってトリミングされて、トリミングの微調整できないことってありませんか？

それを『スナップ』というのですが、このイライラさせるスナップを解消させる方法があるんです！

表示の中のスナップのチェックマークを外します。

これだけで細かいトリミングができちゃいます。

透明な部分を一瞬でトリミングする方法

端が透明でこの透明なところを一瞬で、しかも透明なところだけを切り取ってトリミングしたいときってありませんか？

そんなときはイメージの中のトリミングをクリックします。

そして透明ピクセルと選んでOKをクリックします。

そうすると、Photoshopが透明な部分を感知してくれて、ギリギリのとこまで消してくれます。

PNGで画像を保存するときに周りの透明なところってなるべく削りたいので、このやり方を使えば一瞬で無くすことができます。

Photoshop切り抜きツールでトリミングする方法と便利な小技！まとめ

Photoshopでトリミングといえば「切り抜き」ツール！

切り抜きツールはスマホの写真クロップなどでも同じ形式なので直感的に使い方はわかると思います。

けれど、Photoshopの切り抜きツールは細かい設定もいろいろできるので、ただ写真を小さくするために使うのではなく、自分の好みにあった設定にして使うとさらに便利です！

また、トリミングに便利な小技も一緒にご紹介しましたのでぜひ使ってみてください。