Photoshopは世界中で使われる画像編集ソフトです。
Webデザイナーやグラフィックデザイナーを目指す人にとっては絶対に身に付けたいスキルです。
でも、デザインや写真のプロが使っているソフトなので、ちょっと難しそうですよね?
Photoshopどうやって勉強したらいいの?
独学でも勉強できる?
そこでこの記事ではPhotoshopの勉強法を解説していきます。
Photoshopの勉強をどうしたらいいか困っている人はぜひ参考にしてください。
Photoshopは月額1,180円で使える有料ソフトです。
無料体験もできるので、まだ持っていない人はこちらをチェック!
独学できる?Photoshop(フォトショップ)の勉強法【動画解説】
この記事の内容をわかりやすく動画で解説しました。
読むより聞きたい方は動画で見てみてください!
Photoshopの勉強で大切なこと【独学できる?】
Photoshopは独学できるのか?
結論から言ってしまうと、Photoshopは独学できます!
Photoshopは全く触ったことない人が簡単に使えるソフトではありません。正直、難しいです。
難しいと感じる理由は主に4つあります。
- 専門用語がたくさんある
- ツール・機能がありすぎる
- 組み合わせがありすぎる
- やり方がたくさんある
できることが多いから覚えることがたくさんある気がする…
Photoshopを学ぶ目的がはっきりしていれば、たくさんある機能の中から自分が必要とするものだけを覚えればよいので、そこまで難しく考える必要ありません。
自分が進みたい道に必要な機能だけ覚えればOK!
では、次から実際の勉強法を見ていきます。
大切なのは目的【Photoshopで何がしたいかが重要】
Photoshopを使うときは何か作品を作るという目的を持って、そのための道具として使います。
- Webデザイナーになってランディングページを作りたい(Webデザイン)
- 撮った写真をイメージ通り編集したい(写真編集)
- お店のバナーを作りたい(広告デザイン)
以上のような方は、Photoshopを使って作ることができます。
中には単純に「Photoshop自体が趣味で極めたい」という人もいるかもしれません。
それでももちろんOKです!
Photoshopには機能がたくさんあり、使う目的によっては、使わない機能もたくさんあります。
なので、全ての機能を覚える必要はありません。
Photoshopを学ぶ目的がはっきりしていれば、どの機能を学ぶ必要があるか、逆に学ぶ必要がないかはっきりします。
何のために学ぶのか、まず目的を確認しておいたほうがいいんだね!
ざっくり写真系かデザイン系かだけでも明確にしておこう!
Photoshopの勉強の仕方4選
Photoshopの勉強法は主に以下の4つです。
- 本
- 動画
- スクール
- Webサイト
それぞれ、メリット・デメリット・オススメな人を深掘りしていきます。
本
評価 | 特徴 | |
料金 | ★★★★★ | ほとんど2,000円代 |
習得時間 | ★★ | 人による |
わかりやすさ | ★★★ | わかりやすいがイメージしにくい |
モチベーション | ★ | つまらない |
ペース | ★★★★★ | 自己管理必須 |
新鮮度 | ★ | 情報が古くなりがち |
実践度 | ★ | 他に応用できるか謎 |
サポート | ★★ | 出版社経由なので質問しにくい |
Photoshopの本は初心者向けから上級者向けまでたくさん出ています。
初心者向けの本は、情報が体系的に網羅されています。
初心者向けの本なら順序通り学習していけばよいので、次に何をすれば良いか迷うことはありません。
中・上級者向けの本は、ほとんどがテクニック本です。
Photoshopの機能や使い方を知っている人向けに、具体的に加工や合成の仕方を学べます。
本で学ぶメリットは主に5つです。
- 体系的に学べる
- 安い
- わかりやすい
- 自分のペースで学べる
- すぐに見返せる
反対にデメリットとして挙げられるのがこちらです。
- モチベーションがあがらない
- 情報を最新のものに随時アップデートできない
- サポート体制がない
参考書での勉強に慣れていれば、モチベーション関係ないね!
- 本を読むのが好きな人
- 学ぶ順番が決められているのがいい人
- 自分のペースで進めたい人
💡本の選び方
初心者の方が本で学ぶ場合は、テクニック本から入ってしまうと基本的なことがわからないまま、ただ作業を進めることになってしまいます。
そのサンプル画像ではできるけれど、自分の画像ではできない、自分では考えられないとなってしまうので、まずは初心者向けの基本を学べる本を選ぶようにしてください。
できれば本屋さんでPhotoshopの解説本を見てみてください。その上で、1冊やり切れると思ったら大丈夫です。
本を手に取って「退屈そうだな〜」と思ったら他の勉強法にしましょう。
基本がわかっている中級者以上の方は、レタッチや、合成・加工の具体的なテクニック本がおすすめです。
本嫌いな私でも挫折しないように、楽しくわかりやすく全身全霊の力を込めて書いたよ!
基本を理解しながら体系的に学びたい人には本当におすすめ!
動画
動画でPhotoshopを学ぶには2つ方法があります。
- YouTube
- Udemyなどの有料学習プラットフォーム
特徴が少し違うので分けて見ていきましょう!
YouTube
評価 | 特徴 | |
料金 | ★★★★★ | 無料 |
習得時間 | ★★★ | 人による |
わかりやすさ | ★★★★★ | わかりやすい |
モチベーション | ★★★★ | リアルタイムに動画がアップされるので上がりやすい |
ペース | ★★★★★ | 自己管理必須 |
新鮮度 | ★★★★★ | 最新の情報が手に入りやすい |
実践度 | ★★★ | 実践的なものもある |
サポート | ★★★ | コメントで質問に答えてくれる人もいる |
最近ではYouTubeでPhotoshopの解説動画がたくさんあげられています。
YouTubeは誰でも無料で見ることができるので、お金をかけずにPhotoshopを独学で勉強したい人はYouTubeがおすすめです。
無料で見れるので、Photoshopを始めるか悩んでいる人もYouTubeの動画をいくつか見てから始めてみるのもいいかもしれません。
私たちもたくさん動画アップしてるよ!
YouTubeの動画で見た学ぶメリットがこちらです。
- 無料
- 細かい作業が見れてわかりやすい
- 最新の情報が手に入りやすい
反対にデメリットがこちらです。
- 学ぶ順番がわかりにくい
- 自由に学べる分、自己管理必須
『1日1本は絶対見る』とか自分ルールを作るのがいいかも!
- マウスの動かし方など細かな動きも一緒に見たい人
- 文字を読むのが苦手な人
- 自分のペースで見たい人
💡YouTubeの動画の選び方
YouTubeの場合、学ぶ順番が1から並んでいるわけではないので、どこから学べばいいか悩むこともあります。
そういう場合は、動画投稿者が作っている再生リストをチェックして、「基本」と書かれているものがあれば、その再生リストを1から見てみるのが良いです。
基本を知った上でそのあとからいろんな動画を見ると、Photoshopの基本を身につけた上で使い方など学ぶことができます!
▶️Mappy Photoの「はじめてのPhotoshop」の再生リスト
Udemy
評価 | 特徴 | |
料金 | ★★★ | 4,000円~(セールで半額以下になることも) |
習得時間 | ★★★ | 自己管理必須 |
わかりやすさ | ★★★★★ | わかりやすい |
モチベーション | ★★★ | 講座感が強い |
範囲 | ★★★ | 受講する動画による |
新鮮度 | ★★★ | 講師によっては最新情報の動画追加も |
実践度 | ★★★ | 実践的なものもある |
サポート | ★ | 質問できない |
Udemy
講師登録した人が動画を作って販売しています。
作られた動画を見て学ぶので、質問をすることはできません。オンラインでのスクールとは違います。
Photoshopコース
- お金を払った分やらなければいけないというモチベーションが働く
- 有料
- 受講する講師や動画を自分で選ぶ時間が必要
- 講座を聞くように学びたい人
スクール
評価 | 特徴 | |
料金 | ★ | 単発5,500円や30時間で160,000円など幅広い |
習得時間 | ★★★★ | カリキュラムにしたがう |
わかりやすさ | ★★★★ | わかりやすい |
モチベーション | ★★★★★ | 有料な分上がる |
範囲 | ★★★ | コースによるが大体網羅 |
新鮮度 | ★★★★ | 直に教えてくれるので新鮮 |
実践度 | ★★★★ | 実践的なものもある |
サポート | ★★★★★ | 堂々と質問できる |
スクールは勉強法として一応あげましたが、よっぽど自分で勉強できない人以外は不要です。
(例えば、単発1日5,500円のコースを見つけたのですが、それでできるようなことは本当に基礎すぎるくらい基礎なことしかありません。)
- お金を払った分やらなければいけないというモチベーションが働く
- 質問できる
- 料金が高い
- 初歩的なことしか教えてくれないところもある
- 自己管理できない人
- 質問をしたい人
Webサイト
評価 | 特徴 | |
料金 | ★★★★★ | 無料 |
習得時間 | ★ | 自己管理必須 |
わかりやすさ | ★★ | スクロールがめんどう、イメージしにくい |
モチベーション | ★ | 上がりにくい |
範囲 | ★★★ | サイトによっては網羅 |
新鮮度 | ★★★★★ | 最新情報アップしているサイトを検索 |
実践度 | ★★ | 実践的なものもある |
サポート | ★ | 基本的には質問できない |
- 無料
- 最新情報入りやすい
- サポート体制がない
- スクロールがめんどくさい
- 動きがないのでわかりにくい
- 自分の学びたいことがわかっている中級者以上
レベル別おすすめPhotoshop勉強法
Photoshopの勉強方法の種類がわかったところで、レベル別におすすめの勉強の仕方を紹介します。
超初心者向け勉強法【0から始める】
本当にPhotoshopを初めてさわる人向けの勉強法です。
- 基本的な操作方法を学ぶ
本 or 動画 - 実際にPhotoshopで同じことをやってみる
まず、フォトショの基本的な操作方法から学びましょう。
先ほど紹介した勉強法4つのうちで、本か動画がおすすめです。
どちらにするかは、本屋でPhotoshopの本を見てみて、できそうなら本、本が退屈で無理そうなら、動画を選びましょう。
(近くの本屋にフォトショの本がなければアマゾンで見てください!)
中級者向け勉強法【効率的に使いこなす】
Photoshopの基本操作がわかったら、あとは実践でどんどん作品を作っていくことが大切です。
なので、あえてPhotoshopの勉強をする必要はありません。
それよりも実際に周りを見て作りたい作品を見つけたら、それをマネして作ってください。
そのときにわからないことがあれば、「検索して覚えていく」これが中級者以上の勉強法です。
- Google・Yahoo検索
- YouTube検索
どちらでもいいので、調べましょう。
上級者向け勉強法【Photoshopの勉強を超えて】
これまでに身に付けたPhotoshopの知識を使って自分の作品を作りましょう。
フォトショの勉強というよりかは、アイディアを出して自分でどうやって作るかの工程も考えます。
フォトショのアップデートだけ新しい知識になるので、アップデートがあったときにインプットすることをおすすめします。
独学できる?Photoshop(フォトショップ)の勉強法まとめ
Photoshopの独学の仕方を見てきましたが、重要なことはPhotoshopの勉強とデザインやアートの勉強は違うということです。
Photoshopの勉強≠デザイン、アートの勉強
どんなにPhotoshopが使えてもデザインがよくなるわけではありません。
どんなにPhotoshopの機能を知っていても、アート作品がよくなるわけでもありません。
けれど、自分のしたい表現をするためにはPhotoshopを自由に使いこなせる必要があります!
自分の作品やバナー作りにぜひPhotoshopを学んで身に付け活かしてください。
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