当記事ではPhotoshopで写真のいらないところを消す方法を8種類紹介します。
えっ!8種類もあるの?!全部覚えなきゃダメ?
写真によって、最適な消し方は違ってくるよ!
全部暗記しなくてもいいから、とりあえずこれくらい方法があるってことを頭に入れとこう!
どういうときはどのやり方を使ったほうがきれいに仕上がるというのもやっていくので、写真に合わせた消す方法でぜひやってみてください。
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Photoshopで消す方法8選のチュートリアル動画
動画で詳しく解説したので、動画で見たい方は見てください!
1. 塗りつぶしのコンテンツに応じる
コンテンツに応じる塗りつぶしは、消したいところをパッと囲んで、Photoshopに任せて消すことができます。
レイヤーがラスタライズされていないとできない!
スマートオブジェクトになっている場合は、レイヤーをクリックして、右クリックして、レイヤーをラスタライズをクリック。
消したいものをなげなわツールで囲みます。
細かく選択する必要はなくて、パッと大きめに選択してしまって大丈夫!
shift+backspaceを押して、内容をコンテンツに応じるをクリックして、OKをクリックします。
そうすると、選択範囲の中とその周りに合わせてPhotoshopが判断していいかんじに消してくれます。
このやり方はかなりよく使う消し方で、簡単な写真ならすぐ消すことができるよ!
複雑な写真で消すときには使えないんだね?
複雑な写真の場合は、最初このやり方で消してあとから細かいところをこのあとに見ていくツールで直すことが多いよ!
なるほど!じゃあ、このやり方をベースにあとで修正するんだね!
2. 別画面でのコンテンツに応じた塗りつぶし
別画面でのコンテンツに応じた塗りつぶしは、先ほどと同じでPhotoshopに任せて消す方法なのですが、写真のどこらへんの部分と置き換えたいかというのを自分で決めることができます。
レイヤーがラスタライズされていないとできない!
先ほどと同じで、まず消したいものを選択ツールで囲んでいきます。
そして、編集▶︎コンテンツに応じた塗りつぶしをクリックします。
そうすると、このように別画面が出てきて、左側の写真の緑のところが置き換えたいところとしてPhotoshopに認識されます。
なので、この緑のところを増やしたり、減らしたりして、Photoshopがきれいに置き換えられるようにします。
Photoshopにどこと置き換えたいか、教えてるイメージだよ!
緑のところを減らしたい場合は、左上のブラシを使って、マイナスになっているのを確認して緑の範囲を減らしていきます。
そうすると、右側のプレビュー、つまり出来上がり画像が少し変わってきます。
そして逆に緑のところを増やしたい場合は、ブラシをプラスに変えて範囲を増やしていきます。
プレビューの画面を見ながら最後は調整していくと、うまくいく!
これで右下のOKをクリックすると、仕上がります。
少しごちゃごちゃした写真で、プレビューの画面を見ながら直したいときに使えます。
3.スポット修復ブラシツール
スポット修復ブラシツールで消す場合は、なぞったところをPhotoshopがまわりと馴染ませながら消してくれます。
ラスタライズの場合: 写真そのものにそのままスポット修復ブラシツールが使える
スマートオブジェクトの場合: 1枚レイヤーを足してそのレイヤーに反映させる
ラスタライズの場合
全レイヤーを対象のチェックマークを外して、コンテンツに応じたになってるのを確認します。
そして消したいところを塗ります。
そうすると、塗った範囲をPhotoshopが馴染ませながら消してくれます。
スマートオブジェクトの場合
レイヤーを1枚足します。
そしてそのレイヤーをクリックして、上の全レイヤーを対象のチェックマークをつけます。
こうすることによって、1枚足したレイヤーの方に反映されるよ!
そして、同じようにコンテンツに応じたになってるのを確認してから消したいところを塗ります。
そうすると、新規レイヤーに反映して消してくれます。
スポット修復ブラシツールを使うときというと、簡単に何か小さいものを馴染ませながら消す写真で使うことが多いです。
馴染ませながら消すというのが特徴なので、空や海など場所によって若干色が変わるグラデーションのような写真の中で何か消したいものがあるときというかんじです。
4.修復ブラシツール
修復ブラシツールで消す場合は、どこからかコピーを取ってきて、上から馴染ませながら消すことができます。
先ほど使ったスポット修復ブラシツールと名前も消しながら馴染むところも似ているのですが、修復ブラシツールはどこからかコピーを取ってきて、置き換えたいところを自分で決められるという特徴があります。
ラスタライズの場合: 写真そのものにそのままスポット修復ブラシツールが使える
スマートオブジェクトの場合: 1枚レイヤーを足してそのレイヤーに反映させる
コピーを取るためにoptionを押しながらコピーしたいところをクリックします。
そして消したいものの上からなぞっていくと、コピーしたところが馴染みながら反映します。
コピーしたところを馴染ませながら消すというのが特徴なので、繊細な肌のレタッチをするときなんかによく使います。
きれいな肌の部分のコピーを取ってそのコピーを馴染ませながら塗っていくので、置き換えるところを完全にPhotoshop任せではなく、自分で操作できるというのが大きなメリットです。
5. パッチツール
パッチツールは、消したいところを囲んで置き換えたい部分に持っていくと馴染ませながら置き換えることができます。
パッチツールの場合は、スマートオブジェクトだとレイヤーを足しても使うことができないので、必ずラスタライズしたレイヤーを使う!
消したいものを囲んで、囲んだ範囲を置き換えたいところに持っていって離します。
そうすると、消したいものを置き換えたいところと馴染ませながら消すことができます。
パッチツールは、馴染ませながら置き換えたいところと置き換えるという特徴があるので、細かい傷などをちゃちゃっと消したいときによく使います。
ですが、レイヤーそのものに置き換えたところを反映させていくので、あとから「ここ不自然かも」と思っても、そこを消すことはしにくくなってしまうというデメリットもあります。
なので、すぐに消したい、あとからやり直すことはないというときにパッチツールは使います。
6. コピースタンプツール
コピースタンプツールは、修復ブラシツールと似ていて、置き換えたいところのコピーを取って、上から塗って消すことができます。
ラスタライズの場合: 写真そのものにそのままスポット修復ブラシツールが使える
スマートオブジェクトの場合: 1枚レイヤーを足してそのレイヤーに反映させる
optionを押しながらコピーしたいところをクリックして、置き換えたいところを決めます。
そして、消したいところを上から塗っていくとこのように消すことができます。
スポット修復ブラシツール、修復ブラシツール、パッチツールと違って馴染ませながら消すというよりかは、馴染ませないでばっちりそのままコピーしたところをペーストして消すイメージです。
あとは、塗って置き換えるときに角度を変えながら塗ることができるので、写真に合わせて角度を変えて塗ると丸っぽいものなど自然に消していくことができます。
ごちゃごちゃした写真の一部が欠けているときに、コピースタンプツールで直したりするときによく使います。
あとは、最初にやったコンテンツに応じる塗りつぶしをしたあとに、少し不自然なところがある場合は、コピースタンプツールを使って修正することもあります。
7. シェイプ
これは他と違って、ウェブ上でスクショした文字なんかを上から修正テープのように消すにはシェイプを使うと消すことができます。
単色のところに文字が打ってあって、それを消すにはシェイプツールを使います。
長方形ツールで消したい文字のところを囲みます。
上の塗りのところをクリックして、スポイトで消したいところの背景の色をクリックして、長方形を同じ色に設定します。
そうすると、簡単に文字を消すことができます。
8. 複製
消したいところに補える箇所が写真内にある場合は、複製して貼り付けて消すことができます。
消したいところに貼り付けられるところを探して、選択系のツールで囲みます。
そして、⌘+Jを押して複製します。
そのまま水平方向に反転させるために⌘+Tを押して、右クリックを押して、水平方向に反転をクリックします。
消したいところにそのまま移動して、大きさを調整すると消すことができます。
周りを馴染ませるためにレイヤーマスクやコピースタンプツールを使うとより自然に仕上がる!
Photoshopで写真の中の要らないモノを消す方法8選まとめ
写真に写りこんだ要らないモノを消す方法を8種類紹介しました。
- 背景が単色→7.シェイプ
- 消したいところを補える部分が写真内にある→8.複製
こんな感じで写真によって最適なやり方で消してみてください!
具体的に要らないものを消す方法はこちら!
今回紹介した8つの方法を組み合わせて実際に電線を消してみます。
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