Photoshopで被写体の後ろに文字を入れる方法を解説します。
おしゃれな雑誌の表紙なんかにモデルさんの後ろに文字が入ってるのって見たことありますよね?
あーいう感じのものをPhotoshopで5ステップで作れてしまいます。
人切り抜いてその下に文字置けばいいんじゃないの?
それでもできるけど、今回はレイヤーを増やさずに人と背景の間に文字を入れ込むよ!
すごく簡単にできて、おしゃれでカッコよく決まるのでぜひ一緒に作っていきましょ!
Photoshopで被写体の後ろに文字を入れる方法
動画でも詳しく解説してるので、ぜひ見てみてください。
被写体の後ろに文字、つまり、被写体と背景の間に文字を入れる手順は以下の通り。
- 文字を書く
- 被写体を選択する
- 文字に被写体のマスクをする
- マスクを反転させる
- 鍵を外して文字を移動して微調整
では、詳しく見ていきましょう!
1. 文字を書く
まず、今回使う写真はこちらです。
この写真の被写体と背景の間に文字を入れていきます。
まず、この写真の上に横書き文字ツールで好きな文字を書いていきます。
ここに書く文字があとで被写体の後ろに入ります。
これで被写体の後ろに入る文字の準備ができました。
2. 被写体を選択する
次に被写体を選択します。
一度被写体が見えやすいように、文字の目をクリックして、レイヤーを見えなくします。
被写体の選択は何通りか方法はありますが、今回はざっくりやっていきます。
オブジェクト選択ツールで上に出てくる被写体を選択をクリックします。
Photoshopが勝手に被写体を選択してくれるのですが、これだけでかなりいい感じに選択ができました。
もしこれであまりうまく選択ができなかったという人は、そのあとに『選択とマスク』をクリックします。
ここで、右側の表示でここでの表示方法が変わるのですが、今回はオーバーレイになっていて、鮮明なところが選択されているところです。
うまく選択されなかったところは、左上のブラシを使ってプラスマークなのを確認して塗っていきます。
オーバーレイ
鮮明なところ:選択されているところ
赤いところ:選択外のところ
もしはみ出てしまった場合は、ブラシをマイナスにして塗っていきます。
Option / Altを押してもブラシはマイナスになるので、Option / Altを押しながらはみ出たところを塗っていってもできます。
そしてオッケーだと思った人は、出力先が『選択範囲』なのを確認してOKします。
3. 文字に被写体のマスクをする
先ほど選択範囲で選んだところが点々になってるところで、文字のレイヤーをクリックします。
選択した範囲消えちゃわない!?
レイヤーをクリックしても選択範囲は消えないから大丈夫だよ!
レイヤー以外の場所をクリックしてしまうと選択範囲の点々が消えることがあるので押さないように注意!
もしどこか押してしまって、選択範囲の点々が消えてしまったという場合はCommad+Zで戻せます。
では戻って選択範囲が選ばれてるところで、文字のレイヤーをクリックしてマスクのボタンをクリックします。
被写体の中に文字が入ってしまったので、次にこれを被写体の外に文字がくるようにします。
4. マスクを反転させる
レイヤーマスクは白いところが見えて、黒いところが見えなくなる
レイヤーマスクについて詳しくはこちら。
なので、文字のレイヤーにマスクがかかっていて、白いところの範囲は文字が見えるけど、黒い範囲は見えません。
このマスクを反転させるとうまくいくので、マスクを反転させます。
マスクをクリックしたところで、Command+Iを押します。
そうすると、マスクが反転して、文字が被写体の後ろにいきました。
5. 鍵を外して文字を移動して微調整
これで完成でもいいのですが、文字を少し微調整したいと思います。
このまま文字を動かそうとすると、マスクも一緒に動いてしまうので、切り取りをやり直すことになってしまうんです。
このままでは文字の移動・拡大縮小はできない!
また切り取りから始めるのは時間もかかるし、めんどくさいのでここで使えるのが、この真ん中のチェーンみたいな鍵です。
この鍵を外すことによって、文字とマスクをバラバラに分けてくれて、両方一緒に動くことを防いでくれます。
この鍵を外して、文字のほうをクリックして、大きさや位置をCommand+Tで調整します。
そうすると、文字が消えることなく移動することができます。
これで、被写体の後ろに文字を入れる方法の完成です。
Photoshopで人や物などの被写体の後ろに文字を入れる方法まとめ
一見、複雑そうですがやってみると簡単です!
おしゃれでかっこいいので、YouTubeのサムネイルや雑誌・ポスターのデザインにぜひ使ってみてください!
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