ポートレート撮ったのに、顔の半分が影になっちゃった!
このままじゃ、写真渡せないよー…
太陽の光があるときに撮影すると、顔の半分は光り、あとの半分は影になってしまうこともあります。
影があると顔の表情も変わってくるので、少しでも影を薄くしたいと思いますよね。
Photoshopなら顔の影も薄くできるよ!
ほんと!?ぜひ教えてください!
Photoshopは月額1,078円で使える有料ソフトです。
無料体験もできるのでまだ持っていない人はこちらをチェック!
Photoshopで影を消す方法
動画でも詳しく解説してるので、ぜひ見てみてください。
※練習用の画像はYouTube概要欄に貼ってあります
- 影を選択
- トーンカーブで調整
- 影と光の部分の境界線をぼかす
- 境界線の部分をトーンカーブで調整
では、詳しいやり方をみていきましょう!
1. 影のところを選択する
まず影のところを選択したいので、ツールバーにある長方形選択ツールで選択範囲として囲んでいきます。
濃い影のところが全部入るように選択する!
ちなみに選択方法は、なげなわツールなどで囲んでももちろんOK!
2. トーンカーブで調整
塗りつぶし調整レイヤーからトーンカーブを選びます。
そして、影を明るくするように指マークで影をクリックして上に上げて明るくします。
写真によって明るさの調整が必要ですが、今回は不自然にならない程度に影が薄くなるぐらいのところでストップ!
そうすると明るくなって、影を薄くすることができました。
ですが、色が少し不自然になってしまったので、トーンカーブの色の調整をR /G/Bのチャンネルで元の肌の色に近づけていきます。
RGBそれぞれの色とその反対の色がこちら
- レッドのチャンネル
レッド(上)↔︎シアン(下) - グリーンのチャンネル
グリーン(上)↔︎マゼンタ(下) - ブルーのチャンネル
ブルー(上)↔︎イエロー(下)
例えばシアンを入れたいときは、レッドのチャンネルにいって下に下げるとシアンが入るよ!
では、まず赤みを消すために、レッドのチャンネルにいって、赤を抜きたいのでレッドの反対のシアンを足します。
次にブルーを足したいので、ブルーのチャンネルにいって上に上げます。
そしてグリーンのチャンネルにもいって、グリーンを少しだけ加えます。
3. 影と光の部分の境界線をぼかす
このままだと影の左の部分と光が当たってる右の部分の境界線がくっきりしてしまってるので、レイヤーマスクの白と黒の境界線をぼかしていきます。
トーンカーブのレイヤーマスクをクリックして、フィルター▶︎ぼかしガウスにいきます。
そして、滑らかになるようにスライダーを上げていきます。
上げすぎると不自然になってしまうので、写真に合わせて馴染むところでストップする!
4. 境界線の部分をトーンカーブで調整
このままでも影は薄くなったのですが、この境界をもう少し滑らかにしたいという場合は、もう一つトーンカーブを足して調整していきます。
では、トーンカーブを足すために塗りつぶし調整レイヤーからトーンカーブをクリックします。
そして、また指マークで境界線のところをクリックして上げていきます。
明るくなったら、ストップします。
そして、この境界線のところだけにこのトーンカーブを反映させたいので、レイヤーマスクを反転します。
そして、白のソフト円ブラシで流量を下げて、境界線の影のところを塗っていきます。
そうするとこの影の境界線のところだけに反映させることができました。
Photoshopで影を消す方法まとめ
写真の影の部分を直す方法を解説しました。
集合写真で一人だけ影になってしまったときにも、同じテクニックを使うことができます。
最初から影に入って撮影すればよかったんだけど、あとで編集のときに気づいた場合はPhotoshopで直そう!
コメント