このアングルから撮りたいけど、電線が入っちゃうよ…
写真を撮っていて、電線がなかったら最高なのになーっていうときありますよね。
そんなときに使える、Photoshopであとから電線を簡単にパッと消す方法をやっていきます。
どうせ難しくて、時間もかかるんでしょ?
細かい選択も必要ないので、5分もあればできるよ!
写真によってはもっと時間がかかる場合もありますが、背景が複雑でなければ5分足らずでできます。
Photoshopは月額1,180円で使える有料ソフトです。
無料体験もできるので、まだ持っていない人はこちらをチェック!
Photoshopで写真内の電線を消す方法
動画で詳しく解説したので、動画で見たい方は見てください!
またYouTubeの概要欄に練習用に同じ写真も置いてあるのでぜひ一緒にやってみましょう!
では、Photoshopで電線を消す方法を見ていきます。
たった3ステップです!
- 電線を選択範囲として選択する
- コンテンツに応じるで消す
- 最終調整
それぞれ深掘りしていきます。
1. 電線を選択範囲として選択する
まず電線を消したい写真がこちらです。
電線がスカイツリーや木に被っているので、そこをどれだけきれいに消せるかがポイントです。
初めに念のため、あとからやり直したり、Before/Afterが見やすいように⌘ / Ctrl + Jで元の写真を複製します。
そして次に消したい電線を大まかに選択していきます。
今回は電線があまり曲がっていなく、割と直線的です。
なので、選択ツールとして、多角形選択ツールを使っていきます。
この多角形選択ツールは直線で選択範囲を選べるので、今回のような真っ直ぐな電線を囲むのに便利です。
逆に電線が曲がっていたり、たるんでいる場合はドラッグすれば囲める、なげなわツールが便利!
では、多角形選択ツールで電線を囲んでいきます。
クリックして、電線の端で一度クリックすると直線的な線になります。
写真を出てしまっても、写真の際のところで選択範囲として選んでくれるので大丈夫です。
そして、このまま電線1本を囲みます。
最後は、最初の選択をはじめたところに戻れば丸のマークが出てくるので、クリックすると線から点々の線に変わって、選択範囲が選べました。
次の電線も続けて選択していくので、Shiftを押しながらまた同じように電線を囲みます。
Shiftを押しながらクリックすると選択範囲の追加ができるよ!
2. コンテンツに応じるで電線を消す
次にコンテンツに応じるで電線を消します。
選択範囲が選ばれているまま、Shiftを押しながらBackspaceを押します。
すると、「塗りつぶし」のウィンドウが出てくるので内容を「コンテンツに応じる」にしてOKします。
これで、選択した電線は大体削除完了!
ですが、このままだとスカイツリーと被っていた部分など消し後がちょっと変になっていることもあります。
なので、次に最終調整で消し後を綺麗にしていきましょう!
3. 最終調整
最終調整では、消えてほしくないところを復活させていきます。
まずツールバーにあるコピースタンプツールを選択。
消えてしまったところは、どこか似ている部分をコピーして、それをそのままスタンプのように載せていきます。
コピースタンプツール以外にも修復ブラシツールなども使うとより消し後を綺麗にできます。
この記事ではコピースタンプツールのやり方だけ載せるけど、修復ブラシツールの使い方は動画を見てね!
では、ツールバーからコピースタンプツールを選びます。
ない人は点々を長押しして探してみてください。
そして、スカイツリーの一部が消えてしまったので復活させていきます。
まず、消えた部分にに当てはまりそうな箇所を探します。
見つかったら、そこのコピーを取るためにoptionを押しながらクリックします。
そうすると、ここの部分のコピーが取れました。
あとは、消えてしまったところを上から塗っていきます。
ここは、もしかしたらはみ出てしまう場合もあるので、新しいレイヤーに塗っていきます。
そのときに上のサンプルが『現在のレイヤー以下』になってるのを確認してください。
そして、消えてしまったところを新しいレイヤーに塗っていきます。
サンプルが『現在のレイヤー』だと、この透明なレイヤーだけに注目することになってしまうので注意!
もしはみでてしまった場合は、マスクをして見えなくすればOKです。
マスクは黒は見えなくなって、白は見えるという特徴があるので、白のマスクで上から黒のブラシで見えなくしたい部分を塗っていけば、見えなくなります。
修復の仕方をもっと詳しく見たい人は動画を見てね!
これだけで消したい電線をパッと消すことができました。
Photoshopで写真内の電線を消す方法まとめ
Photoshopで写真に写った電線を消す方法を解説しました。
もちろん写真を撮る時点で、電線が入っていないことが一番理想的です。
ですが、アングル的にどうしても入ってしまって消したいときに、すごく便利!
写真によっては時間がかかる場合もありますが、今回の場合は5分ほどで出来上がりました。
簡単にきれいに消せてよかった〜!
動画では最終調整部分をもっと詳しく解説しているのでぜひ見てください!
不要物を除去するやり方は8通りあります。
こちらの記事で詳しく解説しているのでぜひ併せてみてみてください!
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