スポット修復ブラシツールと修復ブラシツールって何が違うの?
名前もアイコンも似てるし、どっちがどっちかわかならいよ。
フォトショップには似たようなツールもたくさんあって、何が何だかわからなくなることもありますよね。
そこで今回は、Photoshopのスポット修復ブラシツールと修復ブラシツールの違いについてまとめてみました。
スポット修復ブラシツールも修復ブラシツールもどちらもいらないところを消せるツールです。
以前スポット修復ブラシツールと修復ブラシツールの解説動画はそれぞれあげているのですが、違いまではあまり触れていませんでした。
そこで今回は2つのポイントからツールの違いについて深堀していきます。
- 使い方、使いやすさ
- 使い分け
スポット修復ブラシと修復ブラシツールの違いはこれで完璧!!
スポット修復ブラシツールvs修復ブラシツール違いは!?
動画で詳しく解説したのでぜひ見てみてください!
1. 使い方、使いやすさ
ここでは一つずつのお題に対してどっちのツールのほうが適しているかをずばり言っていきます。
- 簡単度
- 時短度
- 自由自在度
簡単度
まずはじめに簡単度ですが、これは『スポット修復ブラシツール』の勝利です。
スポット修復ブラシツールは、なぞるだけで勝手にPhotoshopが補ってくれるので本当に簡単です。
例えばここを消したいとしたとき、スポット修復ブラシツールでなぞるとこんなにパッといらないところを消してくれるんです。
逆に修復ブラシツールは自分で消したいところと似ている範囲を選んでから、その上を塗りつぶしていかなくてはなりません。
ということで簡単なほうを使いたいときは、スポット修復ブラシツールを選ぶといいです。
簡単なのは、スポット修復ブラシツール
時短度
次に時短度ですが、こちらも『スポット修復ブラシツール』の勝利!
先ほどもやった通りなぞるだけで消したいところを消せるので時短にもなります。
言ってしまえば、ワンクリック+ワンドラッグで消してしまいます。
逆に修復ブラシツールは、ワンクリック+ワン選択+ワンドラッグと3段階あります。
時短重視という人も、スポット修復ブラシツールでやるといいです。
時短でできるのも、スポット修復ブラシツール
自由自在度
そして自由自在度ですが、これは『修復ブラシツール』の勝利です。
以前ニキビの直し方でもちらっとご紹介しましたが、人間の肌のような繊細さを求められる写真ではこの自由自在度、カスタム性がかなり大事になります。
ニキビを消す方法はこちらをご覧ください!
修復ブラシツールを使ってニキビを直すとき、「このニキビを隠すにはここの肌からコピーを取って上から塗ろう」と自分の目で判断することができます。
スポット修復ブラシツールでもニキビが隠れるように肌を覆いかぶせてくれますが、肌のような繊細な写真にはあまり向いていません。
パッと見て大丈夫そうだと思っても、よくよく見てみるとPhotoshopが持ってきてくれたコピーが若干肌の色と合わないという場合も多いんです。
なので、自由自在度、カスタム性を重視する人は修復ブラシツールを選びましょ!
自由自在に使えるのは、修復ブラシツール
使い分け
次に使い分けです。
- スポット修復ブラシツール
▶︎海や空などあまり細かいところを直さないとき - 修復ブラシツール
▶︎肌などの繊細な写真を直すとき
スポット修復ブラシツールを使う場合
例えばこの海と空の写真は写真いっぱいにその景色が広がっていますよね。
こんな場合Photoshopの感知もすごくうまくやってくれるのでスポット修復ブラシツールでチャッとできることが多いです。
ではこの海の写真に映る人を消したいとします。
スポット修復ブラシツールでさっとなぞるときれいに消すことができました。
このように人間が考える消したい意図がちゃんとPhotoshopに伝われば簡単にスポット修復ブラシツールで消せます。
逆を言うと人間が考える「ここを消したい」というのが伝わらないごちゃごちゃした写真の場合はPhotoshopのAIではあまりうまくいきません。
修復ブラシツールを使う場合
自由自在度でも言った通り、修復ブラシツールはカスタム性重視なので、細かいところを消すときは修復ブラシツールが便利!
肌のレタッチではかなりよく使います。
それ以外だとスポット修復ブラシツールで直せなかったところは修復ブラシツールで自分で細かく直すことができます。
スポット修復ブラシツールと違って自分の意図で変えることができるので、PhotoshopのAIに頼る必要はありません!
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スポット修復ブラシツールと修復ブラシツール違い【Photoshop初心者必見】まとめ
スポット修復ブラシツールと修復ブラシツールの違いを細かくみてきました。
この2つのツールは似ていますが、ぜひ使いわけたいところです!
- スポット修復ブラシツール
▶︎海や空などあまり細かいところを直さないとき - 修復ブラシツール
▶︎肌などの繊細な写真を直すとき
HPのブックマークやYouTubeのチャンネル登録して、何度も見て覚えてくださいね!
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